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2024/11/22 09:19 |
Symfony-7日目その2
リンクを張るほうがようやく完成したので、次はリンク先を作成します。
リンク先はcategoryモジュールという別個のモジュールにしてしまうので、とりあえずコマンドラインから骨組みを作成します。
> php symfony generate:module frontend category


次に前回url:slugとか書いていた部分に対してその実体を作成します。

>categoryテーブル用にslugカラムを追加する必要があります:
>このslugカラムはDoctrineのSluggableビヘイビアによって考慮されます。
>JobeetCategoryモデルのビヘイビアを有効にすればすべてが考慮されます。


駄目だ、何度読んでも意味がわからない。

Doctrineのドキュメントでようやくそれっぽい記述を発見しました。
スキーマにテーブル名:actAs:Sluggable:というオプションを記述しておけば、テーブル自体にはカラムを作成しないけどモデル的にはカラムが存在するように振る舞う、というような内容のようです。

あと、"Sluggable ビヘイビア"でようやくslugの意味がわかったわ。
 何故Doctrineのサイト自身にこれを適用していないんだろう?


スキーマファイル、JobeetCategory:actAs:内に以下を追加します。
config/doctrine/schema.yml
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JobeetCategory:
  actAs:
    Sluggable:
      fields: [name]


スキーマを書き換えたのでデータベースを作り直します。
例によって直接DBを触った内容は全削除されます。
>php symfony doctrine:build-all-reload --no-confirmation

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CREATE TABLE IF NOT EXISTS `jobeet_category` (
  `id` bigint(20) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  `name` varchar(255) NOT NULL,
  `created_at` datetime DEFAULT NULL,
  `updated_at` datetime DEFAULT NULL,
  `slug` varchar(255) DEFAULT NULL,
  PRIMARY KEY (`id`),
  UNIQUE KEY `name` (`name`),
  UNIQUE KEY `sluggable_idx` (`slug`)) ENGINE=InnoDB  DEFAULT CHARSET=utf8 ;

slugフィールドが作成されていました。なんだそれ。

この定義により、JobeetCategory::save()メソッド等で保存を行った際、jobeet_category.nameをslugifyした結果が勝手にslugフィールドに入るようになります。

さて、slugフィールドが実在するようになったので、今日スキーマに書いた
url: /category/:slug
の:slugは実在のカラムを参照できるようになり、せっかく書いたJobeetCategory::getSlug()は不要となります。
あったとしても元のメソッドがオーバーライドされるだけですが、まあ意味がないので削除しましょう。


ようやく画面表示コントローラとテンプレートの作成です。
ルーティングでparam: {module: category,action: show }と定義しているのでcategoryActions::executeShow()が呼び出されます。

apps/frontend/modules/category/actions/actions.class.php
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public function executeShow(sfWebRequest $request){
  $this->category = $this->getRoute()->getObject();
}


apps/frontend/modules/category/templates/showSuccess.php
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<?php use_stylesheet('jobs.css') ?>
<?php slot('title', sprintf('Jobs in the %s category', $category->getName())) ?>
<div class="category">
  <div class="feed">
    <a href="">Feed</a>
  </div>
  <h1><?php echo $category ?></h1>
</div>
<table class="jobs">
  <?php foreach ($category->getActiveJobs() as $i => $job): ?>
    <tr class="<?php echo fmod($i, 2) ? 'even' : 'odd' ?>">
      <td class="location">
        <?php echo $job->getLocation() ?>
      </td>
      <td class="position">
        <?php echo link_to($job->getPosition(), 'job_show_user', $job) ?>
      </td>
      <td class="company">
        <?php echo $job->getCompany() ?>
      </td>
    </tr>
  <?php endforeach; ?>
</table>


ようやくカテゴリ単位で閲覧を行えるようになりました。
なにげに10件しか表示されていないのですが、それはまた今度。
先にパーシャルテンプレートを解説します。

テンプレートをよく見てみると、apps/frontend/modules/job/templates/indexSuccess.phpapps/frontend/modules/category/templates/showSuccess.php<table class="jobs">
の中身は全く同じです。
こういう場合、共通する部分だけ別のファイルに書き出して共有を行うことができます。

apps/frontend/modules/job/templates/_list.php
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<table class="jobs">
  <?php foreach ($jobs as $i => $job): ?>
    <tr class="<?php echo fmod($i, 2) ? 'even' : 'odd' ?>">
      <td class="location">
        <?php echo $job->getLocation() ?>
      </td>
      <td class="position">
        <?php echo link_to($job->getPosition(), 'job_show_user', $job) ?>
      </td>
      <td class="company">
        <?php echo $job->getCompany() ?>
      </td>
    </tr>
  <?php endforeach; ?>
</table>


include_partial()でインクルードを行うことができます。
<?php include_partial('job/list'); ?>とすると、jobモジュール内のlistテンプレート、すなわちapps/frontend/modules/job/templates/_list.phpがそのまま取得できます。
注意点としては、変数はそのままでは全く渡されないということです。
上記apps/frontend/modules/category/templates/showSuccess.phpから単にinclude_partial('job/list');としただけでは、_list.php内の$jobsは空っぽです。
共通して変数を使いたい場合は、第二引数で渡す必要があります。

よって、上記showSuccess.phpのテーブル表示部分はこのようになります。
apps/frontend/modules/category/templates/showSuccess.php
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<?php include_partial('job/list', array('jobs' => $category->getActiveJobs())) ?>


トップ画面の方も修正しましょう。
apps/frontend/modules/job/templates/indexSuccess.php
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<?php include_partial('job/list', 
  array('jobs' => $category->getActiveJobs(
   sfConfig::get('app_max_jobs_on_homepage'))))

ちなみにトップ画面の場合、同じモジュール内にあるのでモジュール名を省略してinclude_partial('list')と書くこともできます。


Symfonyの記事一覧
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2010/01/15 23:13 | Comments(0) | TrackBack() | PHP

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