どうでもいいが「こえでおしごと パスワード」でググって来る奴ってどうなんだろうね。
たかが一冊くらい買えよ。
文学少女見習いの傷心。
☆☆☆☆☆
野村美月って大昔に赤城山卓球場に歌声は響くって本を読んで、全然わけがわからねえ、という印象しか持てなかった記憶があるんだ。
なんか魔王とか出てなかったっけ。
で、夏頃になんとなく文学少女読んでみたらそのレベルの高さにびっくりしましたよ。
いつのまにかこんな本を書けるようになっちゃってまあ。
というわけで当時出ていた文学少女全部買いそろえました。
本作はようやく美羽の軛から解放されたと思いきやあんまり変わってない心葉の話。
登場人物がどいつもこいつも影や闇や裏や逆や対偶持ちの中、ほぼ唯一まっすぐな菜乃が清涼剤になっています。
そういえば確かにあの二人は直接会ってないからそういうトリックも有りではあるが、では何故そんなことをしたという動機がよく判らなかった。
あと最後のオチは一体どうやって収拾付けられるんだろうか。
デュラララ!!3
☆☆☆☆
だから言ったのに!
あまりにも予想通りの展開で逆にびっくりだ。
あと警察が格好良すぎる。
どうでもいいんだが、セルティが毎回PDAに…とか!とか入力する姿を想像するたびになんとなく吹く。
画面を見せるんじゃなくてテキスト読み上げ機能くらい付けてやればいいのにと思うんだがどうだろう。
論理少女3
☆☆☆☆
サイコロの高さはいつきの目線まであるので相当でかいのだが、そんな壁そうそう登れるものかね?
まあサイコロの一辺は1.5メートルとしよう。
天井の高さはサイコロ4つ分ほどなので約6メートル。
階段13段で高低差6メートルはどう考えても無理なのでこの時点でおかしいと気付くべき。
実は階段の半分は描写されていなかった等の理由で高低差6メートルがきちんと存在したと仮定する。
通路の幅としてはサイコロ5個分、迷路ブロック15個分なので迷路ブロックはサイコロの1/3の大きさ。
よって三角砦一辺の長さは長さはサイコロ約10個分となる。
と思いきや表示されている部分だけで最低12個分あったので、前後の余裕とかを見て一辺サイコロ15個分としよう。
すると三角砦一辺の長さは22.5メートル。
泥部分に傾斜は付けられないのでそのぶん短くなるはずですが、ここでは大幅に余裕を見てざっと一周100メートルとしよう。
そうすると傾斜角は6%となる。
公共施設などのスロープは傾斜角度5%以下にすること、という目安があります。
かの有名な碓氷峠は6.7%です。
つまり、6%の傾斜って見ればわかる。
ちばてつやとジョーの戦いと青春の1954日
☆☆☆☆
☆は資料性として。
あしたのジョー関連の掲載誌などの情報、そしてその漫画を書いていたときのちばてつや氏の心境などが時系列順に纏められています。
力石の葬儀が実際に行われるなどの社会現象にまでなったジョーですが、ちばてつやと梶原一騎がどのようにして本作を作り上げていったかということがわかって面白かったです。
終盤の梶原一騎ちょっとひどくねーかと思うようなこともありますが、「今まで散々変えてきたくせに今さらなんだ!任せる!」で全部許す。
ゲームサイドVol.22
☆☆☆☆
カプコンのFCソフト特集、ゲームウォッチ特集、萌え系ノベル特集。
今回も読ませる記事が多くて全部読むのが大変だ。
ただ個人的には発売前ゲーム記事は要らない。
ほしいと思ってもまだ発売されてないし、それに実際発売されてみたらアレだったということも多いからな。
やはり発売されて、実際にプレイしての赤裸々な感想を書いてこそのゲーサイだと思う。