甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖1 山田 風太郎
☆☆☆☆
ニンジャスレイヤーは、すっかり超能力者となってしまった最近のニンジャが、外国人特有の日本観と融合してできあがった現代の申し子なのだ。
……というわけでは全く無かった。
体色を変化させて壁に溶け込んだり、皮膚から相手の精気を吸収したり、体毛が針のように尖って相手を刺し殺したり、等々、どう見ても忍者ではなくニンジャである。
そんな人外大魔境の忍者大戦が発表されたのは1958年。
なんと50年も前から既にニンジャは存在していたのだ。
さて、江戸時代初期を描いた時代小説なのに距離がメートルであったり章タイトルが「甲賀ロミオと伊賀ジュリエット」とかまさにやりたい放題の本作。
時代考証も史実も無視した荒唐無稽な世界観。
こんな適当どこかで見たことありませんか。
そう、山田風太郎こそ、半世紀早かった元祖ラノベ作家なのである。
現代ラノベとは、登場人物がさくさく死んでいくという一点でずいぶんな違いがありますが。
ん?
ということは、現代のラノベも半世紀後には文学として読まれている可能性があったりするのだろうか。
それはラノベ読みの立場としても、なんというか非常に嫌な未来予想図である。
マジカルシェフ少女しずる1 水 あさと
☆☆☆
その場のノリと勢いだけで突き進む、あらゆる意味でバカバカしいナイス極まりない作品。
読み終わった後に何も残らない作品は数あれど、これほど何も残らないことが正しい作品を私は他に知らない。
なんか2巻も出るらしいですが、いやあ、こういうのは単発でいいです。うん。
芦屋さんの猫。1 瀬田 ヒナコ
☆☆☆
レーカンの作者買いだったのですがこちらは微妙。
いやなんかねえ、世界が狭すぎて話が展開しないんだよな。
なんか語る言葉すらも出てこない。
怒首領蜂最大往生 (超限定版) ケイブ
少しだけプレイしましたが、モードによってはよく喋ります。
ギンガフォースもでしたが、わりと好みなのでもっと他のタイトルでもやってほしいですね。
まあ、喋るストーリー系STGでフィロソマに敵うタイトルは未だ出てきていないわけですが。
プレイするとコインが手に入り、壁紙や音楽などおまけが購入できます。
繰り返しプレイのモチベーションになっていいかんじです。
だがどうして壁紙のランダム機能がないんだろう。
シューティングラブ。10周年 ~XIIZEAL & ZEAL~ スペシャルパック トライアングル・サービス
シューティングラブは実績780/1000と、それなりにやりこんでます。
他のSTGに比べると見た目こそどうしても地味なのですが、そのぶんSTGの根幹である「撃つ、避ける」を骨太に味合わせてくれる作品でした。
しかし今はSTGだけでも3つも待ってるから出番がきびしいのう。
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