MovableTypeとはブログソフトウェアの一種です。
デザインの変更などを行った際にいちいち再構築という作業を行わなければならないという致命的な欠陥があり非常に使い辛いのですが、どういうわけかそこそこ普及してしまっているので使ってみます。
ちなみに何故再構築が必要かというと、MTは一度作成されたコンテンツは完全に静的なただのHTMLファイルとして切り離されます。
これによってテンプレートを変えるだけでサイト全体のデザインを変更するといった芸当ができなくなるかわりに、Perlが起動しなくなったなどの異常時でもただのHTMLとして閲覧を続けることができます。
また負荷もPerlを経由しないので軽くなります。
なので、耐障害性の求められるようなところについては、使いにくいとは言いましたが逆に動的なCMSよりも向いています。
再構築は、このHTMLファイルを新しいデザインに書き換える作業になります。
ページ数が増えれば増えるほど再構築に時間がかかるようになり、作業が面倒になります。
まあ使いにくさと安定性のトレードオフってところですね。
さて、MovableTypeはPerlで動作します。
前回Perlを入れたのはこのためです。
MovableTypeは個人、1サイトのみの使用であれば無償です。
まずは公式サイトから個人ライセンスをダウンロード。
http://www.sixapart.jp/movabletype/
執筆時点での最新版は5.12でした。
ダウンロードしたMTをどこかのディレクトリにそのまま展開。
ここで各cgiファイルを見てみると、頭に"#!/usr/bin/perl"と書かれています。
前回ActivePerlをインストールしたのは"#!/perl/bin/perl"だったので、全ファイル置換しておきましょう。
インストールしたらさっそく実行。
……の前に、ちょっとその他の準備をしておきます。
MySQLにmovabletypeデータベースとユーザを作成。
hostsに以下を記述
127.0.0.1 mt_admin.localhost
127.0.0.1 mt.localhost
httpd-vhosts.confに以下を記述
以上で、
http://mt.localhost/
でMTのフロントに、
http://mt_admin.localhost/
でその管理画面に、それぞれアクセスできるようになります。
まあドメイン分ける必要もないのですが、せっかくだから分けてみました。
URLを開くと、まず「オンラインドキュメントを読め」「mt-check.cgiをチェックしろ」と言われます。
さて、それではオンラインドキュメントを……
http://www.movabletype.jp/documentation/mt5/installation/system.html
> Active Perl 5.12.x は利用できません。他のバージョンを利用してください。
おいィ?
前回5.12.4を入れたばっかじゃん!どういうことだ!
……とりあえず行ってみよう。
mt-check.cgiを開くと、足りないモジュールをチェックしてくれます。
ppmから必要なものをインストールしましょう。
手元の環境では、「DBD::SQLite2」「Cache::Memcached」「Cache::File」の三つが、モジュールが見あたらずインストールできませんでした。
まあそこらへんは無くてもいいので「サインイン」して適当に設定を埋めていると勝手にインストールまで完了します。
DocumentRootとサイトのパスだけ変更が必要なことには注意しましょう。
…うん、普通にインストール完了してしまった。
一体何が利用できないんだろう?
デザインの変更などを行った際にいちいち再構築という作業を行わなければならないという致命的な欠陥があり非常に使い辛いのですが、どういうわけかそこそこ普及してしまっているので使ってみます。
ちなみに何故再構築が必要かというと、MTは一度作成されたコンテンツは完全に静的なただのHTMLファイルとして切り離されます。
これによってテンプレートを変えるだけでサイト全体のデザインを変更するといった芸当ができなくなるかわりに、Perlが起動しなくなったなどの異常時でもただのHTMLとして閲覧を続けることができます。
また負荷もPerlを経由しないので軽くなります。
なので、耐障害性の求められるようなところについては、使いにくいとは言いましたが逆に動的なCMSよりも向いています。
再構築は、このHTMLファイルを新しいデザインに書き換える作業になります。
ページ数が増えれば増えるほど再構築に時間がかかるようになり、作業が面倒になります。
まあ使いにくさと安定性のトレードオフってところですね。
さて、MovableTypeはPerlで動作します。
前回Perlを入れたのはこのためです。
MovableTypeは個人、1サイトのみの使用であれば無償です。
まずは公式サイトから個人ライセンスをダウンロード。
http://www.sixapart.jp/movabletype/
執筆時点での最新版は5.12でした。
ダウンロードしたMTをどこかのディレクトリにそのまま展開。
ここで各cgiファイルを見てみると、頭に"#!/usr/bin/perl"と書かれています。
前回ActivePerlをインストールしたのは"#!/perl/bin/perl"だったので、全ファイル置換しておきましょう。
インストールしたらさっそく実行。
……の前に、ちょっとその他の準備をしておきます。
MySQLにmovabletypeデータベースとユーザを作成。
hostsに以下を記述
127.0.0.1 mt_admin.localhost
127.0.0.1 mt.localhost
httpd-vhosts.confに以下を記述
<VirtualHost *:80> ServerName mt_admin.localhost DocumentRoot "C:\mt_admin" ErrorLog "logs/mt_admin.localhost-error.log" CustomLog "logs/mt_admin.localhost-access.log" combined </VirtualHost> <VirtualHost *:80> ServerName mt.localhost DocumentRoot "C:\mt_htdocs" ErrorLog "logs/mt_htdocs.localhost-error.log" CustomLog "logs/mt_htdocs.localhost-access.log" combined </VirtualHost>mt_admin.localhostのDocumentRootをMTを置いた場所にし、mt.localhostのDocumentRootは新たに作成します。
以上で、
http://mt.localhost/
でMTのフロントに、
http://mt_admin.localhost/
でその管理画面に、それぞれアクセスできるようになります。
まあドメイン分ける必要もないのですが、せっかくだから分けてみました。
URLを開くと、まず「オンラインドキュメントを読め」「mt-check.cgiをチェックしろ」と言われます。
さて、それではオンラインドキュメントを……
http://www.movabletype.jp/documentation/mt5/installation/system.html
> Active Perl 5.12.x は利用できません。他のバージョンを利用してください。
おいィ?
前回5.12.4を入れたばっかじゃん!どういうことだ!
……とりあえず行ってみよう。
mt-check.cgiを開くと、足りないモジュールをチェックしてくれます。
ppmから必要なものをインストールしましょう。
手元の環境では、「DBD::SQLite2」「Cache::Memcached」「Cache::File」の三つが、モジュールが見あたらずインストールできませんでした。
まあそこらへんは無くてもいいので「サインイン」して適当に設定を埋めていると勝手にインストールまで完了します。
DocumentRootとサイトのパスだけ変更が必要なことには注意しましょう。
…うん、普通にインストール完了してしまった。
一体何が利用できないんだろう?
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