子ひつじは迷わない 泳ぐひつじが3びき 玩具堂
子ひつじは迷わない うつるひつじが4ひき
子ひつじは迷わない 騒ぐひつじが5ひき
子ひつじは迷わない 贈るひつじが6ぴき
☆☆☆☆☆
一巻読んだだけでこの程度?とか言った私が間違っていた。
審査員の目は確かだったよ。
多少矛盾が生じようとも、面白ければそれでよかろうなのだと後付設定をこれでもかと盛り込み細かいことは気にせず勢いで突き進む川原礫。
後付設定の解消を後回しにしては積み残しの棚がえらいことになってるけどやっぱり細かいことは気にしない橙乃ままれ。
玩具堂の後付設定は、あたかも最初からそこに存在することが決定されていたかのような、計算ずくで用意されていたかのような配置です。
言うなれば野村美月。
後から出てきた要素が、ゲストでおしまいではなく次回以降の展開に組み入れられ、どんどんこの世界が複雑精緻化していきます。
本作は、巻を重ねる毎にその面白さが増していく構造だったのだ。
このことを一巻の時点で見いだしていた審査員はまさに慧眼と言わざるを得ない。
……が、6巻以降音沙汰がありません。
「6巻の次は新シリーズ書いてみましょう」とか言いやがったクソ編集は死に腐れや!
寿 Marriage short story 婚姻短編集 ロケット燃料★21 秋★枝
☆☆☆
東方キャラがウェディングドレスを着るだけという、ひたすらにやにやするだけの話。
内容は全くありませんが、まあそれはよくあることです。
霊魔理はそこそこよかったけど後半微妙に手抜きっぽいのが気にかかる。
ちなみに作者がハナコ@ラバトリーの人だったのには全く気付いていなかった。
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