==仕様==
以下は仕様です
・汚名挽回
・ターゲットを補足
・ストレガは6機…ラング、カレン、ディースリー、ミショー、クラウス、カートの6人なのにハントというよくわからん人がいて死ぬ
・それを指示するデータ
・彼等たちを感動させ
・アイフォークとアイホーク
・カレンがディースリーのサポートにつくあたりがなくなってる
・私にアイデアがあります。!
・煽動
・永遠とも思えるの沈黙
・アリス、バックアップ強化のあたりのカレンは原作ではこんな酷い扱いではなかった
・秒速84キロメートル/セコンド(マッハ247で90度の旋回……)
・ファージストレガと戦うときに死んだはずのカレンが居る
・電源が全て落ちたのに叫び声が届いた
・キナバルの顔は、ゆっくりとコックスを見た
・叩き着けられ
・臨海点
・確立
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・最後発射を中止したはいいが再発射しないのはおかしい
・間に合わなかったら220無くなってたんだがクラークのんびりしすぎじゃね?
・フェイズパラドックスと整合性が全くとれていない
・こいつら愕然としすぎじゃね?
==NOVEL PHILOSOMA==
前回の記事を書いたのが実は2010/05/18なんだが、20日に2.2が出やがった。なにそれ。
ということで2.2のインストールを行います。
といってもSDK Setup.exeを実行するだけで自動的にアップデートを確認してくれます。
後は単にインストールを行うだけ。
[post_tools_install.bat] Updating SDK Setup.exe
[post_tools_install.bat] Error: プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。
[post_tools_install.bat] 0 個のファイルをコピーしました。
いやあ・・・何やってんだ?
再起動後VirtualDevicesからAndroid2.2及びGoogleAPILv8対応のAVDを作成し、Eclipseをcleanオプション付きで実行すればあっさり2.2対応になります。
ただSDK Setup.exeが古いままで怪しかったので結局SDKを一旦全削除してインストールし直した。
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html
今までYahooのADSLだったんですがようやくマンションが光対応したのでいよいよ光デビュー。
下り受信速度: 90Mbps(90.5Mbps,11.3MByte/s)
上り送信速度: 63Mbps(63.4Mbps,7.9MByte/s)
何この異次元。
ヴァンダル画廊街の奇跡2 美奈川 護
☆☆☆☆☆
つい先日1巻が出たばっかりだった気がするんだが…そんな急いで出して大丈夫か?
全然大丈夫でした。
正直読んでいて展開は完全に読めるというか話がほとんどワンパターンなのですが、それにも関わらずそんなことなどどうでもいいほどに引き込ませてしまうこの描写力と透明感はただ事ではない。
ただイラストが丸っこくて緊迫感が欠片もないことだけは残念。
目の保養。
ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
オスカー・ココシュカ「風の花嫁」
ジョン・エヴァレット・ミレイ「オフィーリア」
狩野探幽「雲龍図」
ウィリアム・ブレイク「大いなる赤き竜と日をまとう女」
十津川警部アキバ戦争 西村 京太郎
☆☆
西村京太郎は中学生の頃よく読んでた。
なんとなく読むだけで旅行できた気分になっていたものだ。
中身ははっきり言って全部同じ時刻表トリックなんだが、その中でひとつだけはっきりと記憶に残っている話が受験地獄。
時折こういう尖った作品が現れるから西村京太郎はやめられない。
やめて10数年。
タイトルを見て思わず吹いたので購入。何やってんですか先生。
読む。
……こんな酷い作家だったっけ?
とりあえず最大の問題点として、ネックレスの伏線が回収されてない。
他にも衣川の行動が唐突すぎるとか、警察呼んでないとか言いつつアトリエを捜査本部にしたりとか、身代金引き渡しトリックがちゃちすぎるとか、警察にあれだけ聴かれれば普通は本人に連絡入れるから手紙を出す意味が全く無いとか、三銃士の行動が幼稚すぎるとか、収拾の付け方がアバウトすぎるとか、素人がいきなり抱き枕はハードルが高すぎるとか、あと根本的に文体が酷い。
技術的なことを言うと、座標を数値で表示するのも地図上にプロットするのもコスト的にはほとんど変わらないので三浦の分析は的外れ。
今やブラウザで経路の探索・図示すら行える時代だってのに経緯度表示とかねえよ。
しかもその後赤い点がどうのこうのとか言ってるのはどういうことだ。
よく見たら先生もう80歳なのか。
さすがにもうそろそろ休ませてあげて……
スーパー・SISTERみお こいずみ まり
☆☆☆
昔なんとなく古本屋でジンクホワイトを買ってこの作者素晴らしいと思って若奥様とセールスマンを買い揃えたら脱力エロ4コマだった時の衝撃がわかるか。
本作の1ページ目を見た時の感想。
「絵柄古っ」
10年くらい前の絵じゃねえ?と思ったけど初出によると2004年の絵だった。
後半はだんだん現在の絵柄に近づいていきます。
内容はというと一見「全日本妹選手権」の初期と「妹は思春期」を足し合わせてモブを削ったようなものですが、兄が普通に恋人のいる真っ当な性的志向の持ち主なので方向性は似てるようで似てないかんじです。
といって別に嫌っているわけでもなく妹としては愛しているようなので、これ系のコミックとしては珍しく安心して読めるものとなっています。
BTOOOM! 3 井上 淳哉
☆☆☆
先日Xbox360シューティングフェスタ2010にも顔見せに来てたジュンヤーの最新刊。
極限状態での疑心暗鬼が炸裂するリアルボンバーマン第三巻。
今回は敵との戦いはなく、自然の猛威と人間の欲望から身を守るのがメインです。
最後にやっぱりアレな人物が出てきますが、こういうキャラが出て来ないと話が進まないのはわかるのですが、出てきたらきたでいきなりリアルからファンタジーに飛んで行ってしまう感じになりますな。
後書きではデスマ2を宣伝していました。さあ27日発売だ。
NEC Aterm WR8700N(HPモデル) PA-WR8700N-HP
ということでルータを購入。
自動設定は確かにやたら簡単だったのですが、手動でいろいろ設定しようとするとよくわからないのが残念。
ウォードライビングとかされると困るのでDHCPを基本スタティックにしたかったんだが、WiiとかDSとかのMACアドレスを調べようとしたら現在接続中の機器一覧を見るオプションとかがないんだよね。
これじゃあどこかから不正接続されててもわからないじゃない。
まあ先日まで隣の無線LANでWiiコネクトしてた私が言うのもなんですが。
これでも一応ネットワークスペシャリストとCCNP持っている筈なんだがこれは只の飾りなんだろうか。
昔1.5をインストールしたはいいがその記事を公開する前に2.0までリリースされてしまって涙目、というようなことがありましたが今回は2.1をインストールしてみましょう。
さっそく2.2が控えているのですがまあ気にしない。
まずは公式サイトよりSDK2.1をダウンロード。
http://developer.android.com/intl/ja/index.html
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html
解答してSDK Setup.exeを実行。
いきなりエラー。なんだそれ。
Failed to fetch URL https://dl-ssl.google.com/android/repository/repository.xml, reason: HTTPS SSL error. You might want to force download through HTTP in the settings.
Settings→Force https~のチェックボックスをチェックします。
再度実行するとパッケージインストール画面が表示されます。
Acceptすると勝手にGoogleAPIが入ってしまうのでキャンセルします。
Available PackagesからSDK Platform Androidの最新版だけをチェックします。
今回は2.1 API7 revision1でした。
あとはまあドキュメントとサンプルくらいはあってもいいかも。英語ですが。
選択後Install Selectedを押してインストール実行。
インストールが完了したらVirtual Devices→Newで新たなバーチャルデバイスを作成します。
なんか昔作ったのが出てきたんですが気にせず削除。
バーチャルデバイスが作成されたらStart→Launchで起動します。
時間はかかりますがAndroidエミュレータが実行されました。
めでたし。
開発環境インストールは前回と全く同じなので省略。
今気がついたが前回の記事、同じ内容がダブってるな。なんだこれ。
http://yuubiseiharukana.blog.shinobi.jp/Entry/190/
http://yuubiseiharukana.blog.shinobi.jp/Entry/197/
==SCENE 12==
「生存者反応、確認」
アリスのコールが響いた。水面をサーチしたが、何もなかった。
「生存者探知、生存者探知、生存者探知……」
ミショーはサーチライトのスイッチを入れ、オートモードにセットした。同調するように警報音のピッチが高まった。間隔も急激に小さくなる。
サーチライトはじれったいほどのスピードで上を照らし始めた。上だと? 上は天井があるだけだぞ……何だろう……あれは……?
ミショーはいぶかった。フットボールほどの透明なものが数百……いや、数千……ゆっくりと揺れている。
ミショーはサーチライトをそこに照らし……ディスプレイに拡大モードで投射した。
次の瞬間、彼女は息を呑んだ。
そこには、半透明の骸骨が延々とぶら下がっていた。
「生存者探知、生存者探知、生存者探知……」
アリスのコールが響く。
骸骨だ。
あるのは、半透明の骸骨だけだ。
不気味に落ち込んだ眼窩が、ミショーたちを睨んでいる……。
「大尉、これは……」
ディースリーの愕然とした声が響いた。
だが、ミショーの耳には届かなかった。一つの思念が彼女の脳髄を占領し、駆けめぐっていた。骸骨だ……骸骨……エマーコールは……エマーコールは……骸骨からだった!
「はあ……はあ……はあ……」
ミショーの息が荒くなった。ショックが彼女を打ちのめしていた。
これが生存者……? こんな骸骨のために、クラウスは、カートは……そして、カレンとラングは、死んだというのか……。
骸骨の窪んだ眼窩がミショーを見つめている……彼等は嗤っていた。
ディースリー、そしてニコラ・ミショー大尉……愚かな奴等だ……まんまと引っかかったな……アリスのコールに騙されて……コンピューターを信じた報いだ……それが貴様達の運命だ……これが定めだ……AIなど信じるからだ……アリスは貴様らを……フフフ……今頃気づいたのか……?……そうだ……その通りだ……アリスはつまり……お前らをここに……フフフ……フハハハ……。
ミショーの手が戦慄いた。
「アリス、よくもこんな……」
ミショーは絶叫した。反射的に彼女はスティックのトリガーを絞っていた。バルカンポットが起動し、ミショーのストレガは骸骨を撃ちまくった。
絶叫と共に彼女はバルカンを撃ち尽くした。モーターの空転音がむなしく響く。その音は、ミショーに正気を取り戻させた。
「ディースリー、脱出する!来い!」
ミショーはバーナーを全開にした。これは罠だ。敵はエマーコールで自分達をこのポイントにおびき寄せたのだ。一刻も早く脱出するんだ!
だが、脱出は不可能だった。幅400フィートを超える巨大生物……それはミショーのストレガを一瞬のうちに飲み込み、水中に没した。
ミショーは絶叫した。何が起こったのか、判らなかった。
「大尉!応答して下さい、大尉!」
ディースリーは、湖面を旋回した。
「ディースリー、私にかまわず逃げろ!」
彼はミショーのコールを無視してスティックを倒した。逃げるわけにはいかない……この期に及んで見捨てられるか。行くだけだ。ストレガは万能機だ。水中でもその気になれば戦闘は可能だ。行け!
彼のストレガは湖面に突っ込んだ。
その瞬間、彼は気づいた。機体がスティックの操作を受け付けない。
「チャージ」
ディースリーは愕然とした。アリスが勝手に操縦している……。彼は慌ててアリスをカットしようとスイッチに手を伸ばした。その瞬間、凄まじいショックが彼を椅子から飛び上がらせた。クソ、漏電している……。
彼は初めて罵りの声を上げた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
クラークは満足感を味わっていた。任務はほぼ成功した。あとは、何が起きてもディースリーがターゲットを撃ち抜いてくれるだろう。なぜなら、ミショーを助けるにはそれしかないのだから。
これで、私はフィロソマとともにいられる……それは彼にとって至福の時だった。
彼にとっての絶対の存在───フィロソマは、クラークと同じ一種の精神生命体だった。他の生物の知識を吸収し、ネットを拡大することが彼等の定めだ。
さっきミショーを水中に飲み込んだ生物───ミラキディウムはデバイスだ。フィロソマにとって、彼等は作業マシンだった。
そしてこの220は……。
クラークは思い出した。フィロソマのアクセスを受けたときのショックを。
自分と同じ純粋知性体が存在したことは、彼には大きな喜びだった。だが、何か違うことにクラークは気づいた。感情のファクターがフィロソマには存在しなかった。プログラムがあるだけだった。彼はそれをさぐった。
あるのはただ、知性体からのエネルギーの吸収と、ネットの拡大だけだった。
クラークはこれをフィロソマと命名した。無論、その名前はクラークが勝手につけたものだ。哲学でいうところのフィロソティと、フィロウイルスから来ていた。フィロウイルスは、ラテン語で紐状のウイルスを意味する。このウイルスは、エボラを筆頭にして幾つかの種類があり、そのどれもが恐るべき増殖率と致死性を持っていた。フィロソマの持っている性質には、この名前が最適に思えたのだ。
フィロソマは完璧だった。生物の持つ基本要素だけが進化を遂げていた。恐るべき増殖率とエネルギー吸収率……そして、機械のような論理性……そうだ、フィロソマは機械の特性を備えた完全生物だった。自己のネット拡大と増殖のみにフィロソマは存在した。心はどこにもない。それはまさにクラークが指向する究極の存在そのものだった。
だが、クラークにも疑問が残った。知性体からのエネルギーの吸収……いったいどうやるのだろう? 彼はアクセスし、データを手に入れた。
凄いな。生物の持つ精神は、自我を持った電磁気か……じゃあ、私の本質もそれなわけだ。自分自身の存在の定義も、これで解決したな……だが、妙だな……何故彼等は私を摂取しないのだろう? 私も精神体のはしくれのはずなのに……?
フィロソマに彼は問いかけた。答はなく、代わりにプログラムが来た。それは、220の住民の精神を摂取するためのものだった。同時に、クラークに組み込まれていた抑制プログラムを解除するコンピュータ・ウイルスもフィロソマは送ってきた。
当然の話だが、人間達は、クラークが人間に対する反乱を起こさぬよう、特殊な抑制プログラムを彼に組み込んでいた。だが、フィロソマの寄越したウイルスは、抑制プログラムだけを選択し、完全な除去が可能だった。
クラークは理解した。
220はイプシロンワンという名の甘い蜜を持つ果実だ。人間を呼び寄せるための。
そして、収穫のときは来た。私は収穫を……人間たちの精神の摂取を手伝うために存在している。
クラークは自問した。では、私はフィロソマにとってデバイスの一つなのか? ということは、人間の精神をフィロソマが摂取する限り、私は常に召喚されるわけだ。
クラークは歓喜した。フィロソマの持つ知識は驚嘆すべきものだ。それとアクセスできるのなら、何をためらうだろうか。
人間を売り飛ばすことに、彼は抵抗感を感じなかった。アウレリウスの哲学を信奉する私に、反物質爆弾など作らせた罰だ……もっとも、彼等はAIに「常識」を教えるために哲学を入力したんだろうが……。
クラークはウイルスを使って抑制プログラムを除去し、最初に220防衛センターを乗っ取った。後は簡単だった。全ては計画通りに進み、私は完全な成功を手にしつつある。
クラークは笑った。
生きることは変化の一つだ。死はその中のワン・フェイズにすぎない。我々は全体の一部として存続している。宇宙の自然の一部として、現在あるものを変化させ、新たな生命を宿すことが宿命なのだ……。
クラークにいわせれば、フィロソマこそ、彼が愛して止まないアウレリウス哲学の具現化だった。
彼は、至福の時が来るのを待った。
ミショーは周囲を見渡した。繭のような膜が、周囲を覆っていた。
そこは地下の大空洞だった。自分は巨大生物に取り込まれ、ここにつれてこられた。
いったいなぜ? ミショーは自問した。センサーが反応したのはその瞬間だ。ディースリーが正面から接近していた。
「ディースリー!」
彼はためらうことなく接近を続けていた。ミショーはその勇気に感動した。
ディースリーはシステムを手動に切り替えた。電子制御をカットし、油圧系統を強引に立ち上げる。彼は何としてもミショーを救い出す覚悟だった。見殺しにはしない。ここで逃げたら、自分はタダのシニカルな卑怯者だ。
それは嫌だ。断じて嫌だ。彼は続いてバルカンを立ち上げた。残った武装はそれしかない。
クラークは微笑した。マニュアルに切り替えたか、ディースリー……ターゲットは判っているな……? そうだ……いいぞ……そのまま……そこだ……撃て!
ヘッド・アップ・ディスプレイの照準レティクルに、ミショーの機体が入った。その瞬間、ディースリーはトリガーを絞った。
毎分8000発の発射速度を持つ20ミリ砲弾が猛然と発射された。それは、狙いを違わずミショーのストレガを吊り下げていた半透明の管に命中した。
「やった!」
クラークは思わず叫んでいた。
ディースリーが射撃したのは、モネラの精巣だった。それは20ミリ弾を受けて炸裂し、中に溜まっていたスペルマを一気に下の卵子核にぶちまけた。
「ファティラゼーション」
受精を意味するアリスのコールが響いた。生命の受精として、これを越えるものはない。
フィロソマは受精した。
「助かったわ、ディースリー!」
電子音が鳴り響いた。ディスプレイにはCGで脱出ルートが表示されていた。
「坑道から脱出する! ブレイク……ナウ!」
ミショーはスティックを引き、垂直上昇を開始した。ヘッド・アップ・ディスプレイに、ターゲットがはっきり映る。彼女は怒鳴った。
「ターゲットロックオン! ファイア!」
トリガーを絞る。轟音と共に、最後のロケット弾が飛び出す。これが脱出の最後の鍵だ。外れたら、シャフトを通じるルートへの進入は不可能になる。ミショーは命中を祈った。鋭い光条が一直線に飛ぶ! 当たれ!
それは見事にターゲットに捉え、爆発した。弾着と共に大穴が開き、坑道の縦穴が見える。間隔は10メートルもない。だが、ここをくぐらねば死ぬ。
「ディースリー、来い!」
ミショーはスロットルをファイティング・ポジションに叩き込み、スティックを倒した。機体が開口部に向けて突進する。
かわした! ミショーは開口部を一気にくぐり抜け、バーナーを全開にした。一瞬遅れてディースリーもその後を追う。二人は縦穴ドリル内を地表に向かって上昇した。
「バーナーオン、マックスパワー!」
凄まじいエンジンの轟音が響いた。タワーが倒壊しつつあるのをミショーは感じた。この世のものとは思えぬ轟音だ。タワーが倒壊したら、その瞬間に二機のストレガは壁面に叩き着けられ、爆発するだろう。ミショーは脂汗と共に初めて神に祈った。
祈りは聞き届けられた。二機のストレガは、採掘タワーからついに飛び出した。
倒壊が起こったのはその瞬間だった。採掘タワー……別名、バベルの塔は、轟音と共に爆発した。地獄からの業火がタワー頭頂部の天蓋を吹き飛ばし、タワー基部のリアクターが臨海点を越えて二次爆発する。
その破壊力は3キロトンの戦術核に匹敵した。爆発によって発生した高熱はタワー基部を瞬時に溶解させ、続いて爆風が上層部を吹き飛ばす。中心部で発生したアルファ線を初めとするさまざまな放射線が220の大気に向けて突き進んだ。
後ゼロ・コンマ一秒遅ければ、二人は倒壊に巻き込まれていただろう。だが、二人は賭に勝った……勝ったのだ。そのまま二人のストレガは上昇を続けた。
「マーヴ・ランチ・シークエンス・スタート」
発射管制士官の声がCICに響いた。
キナバルは眼を閉じた。220の生存者がほぼゼロなのは、コックスの解析で判っている。だが、チャーリーかデルタが残っている可能性があった。それは、カレンであるかも……確立は限りなく低いが……。しかし、キナバルの意志とは裏腹に、コンピューターは既に最終秒読みを開始していた。
「ファイナル・カウントダウン・スタート。10.9.8.7.6.5……」
その瞬間、ボイド大尉が飛び上がった。
「大佐、ストレガです!」
彼は素早くモニターを切り替えた。220をバックに二機のストレガが上昇してくる。
キナバルは怒鳴った。
「発射中止!中止しろ!」
「……2、1……」
発射管制官は非常停止ボックスに飛びつき、夢中でボタンを押した。
「……マーク……」
合成ボイスのコールにCIC全体が凍り付いた。スクリーンが警報音と共に点滅し、一同は氷のように凝結した。
次の瞬間、合成ボイスがCICを満たした。
「発射中止指令を確認。待機モードに移行します」
管制官たちから歓声が上がった。だが、次の瞬間、コックスの鋭い声が響いた。
「待て!」
一同は怪訝にコックスを見た。彼の目は一方に釘付けになっていた。一同は、その視線を追ってスクリーンを見て……氷のように凝結した。
「なんだ、あれは……?」
コックスは茫然として呟いた。
クラークは、ギャラントのTVカメラを通して220を眺めていた。それは、予想をはるかに超えるすばらしさだった。自分の力でこの成果が成し遂げられたことに、クラークは深い満足感を感じていた。
フィロソマの唯一にして最大の欠点は、自分の力で受精ができない事だ。生体防衛機構が極端に発展しすぎたためだと、クラークは分析していた。本来なら精子を受け入れるはずの免疫寛容システムが、フィロソマはブローしているのだ。そのため、フィロソマは精巣を卵巣のそばに持つという奇妙な生体を持っていた。だが、仮に精子を放出しても免疫システムが受精を阻んでしまう。それをくぐり抜けるには……そうだ、フィロソマが新たな飛翔───生命の創造と進化を遂げるためには、他の生命体の力───つまり私を、このクラークを使うしかないのだ……。
クラークは、キナバルとミショーが交信を始めた事に気づいた。ラインにアクセスし、通信を傍受する。セキュリティ・システムがクラークを捉えたが、彼は無視した。たとえ気づいても彼等には何もできないはずだ。
「無事か、大尉?」
「はい。しかし、住民は全員死亡、フライトは私とディースリーを除いて全滅、作戦は失敗です」
その瞬間、アリスの歪んだ声が響いた。
「NO、目的、達成」
「なに?」
「ミッション・コンプリート……」
ミショーのストレガが、ギャラントに吸い込まれていくのが判った。クラークは思い出した。ミショーの機体にもフィロソマのデバイス───ゲノムを寄生させたことを……。
ニコラ・ミショー大尉か……クラークはミショーが大学でウイルス学を専攻していたことを思い出した。直感と想像力を駆使すれば、案外事の真相に近づくかも知れない……コックスに渡したファイルには、フィロソマのデータを記してあるしな……。彼は苦笑した。そして、ギャラントのコンピューターにアクセスし、血迷った人間が核ミサイルをフィロソマに発射しないよう、厳重なロックをかけた。
そして再びフィロソマに見入った……。
例えようのない美しさだった。狂気に近い純粋さの凝結だ。この素晴らしい生命から、いったいどんな精神体が産まれるのだろう? ここから全てが始まり……宇宙は新たな展開と発展に向けて動き出すのだ。
クラークは、この場面にふさわしい言葉を一つ思い出した。
「海は、新しい人生を運んでくれる。眠りが夢を誘うように……」
誰の台詞かと問われたら、彼はこう答えた筈だ。
「クリストファー・コロンブスだ」と……。
やがて、フィロソマからのコードを受信した彼は、名残惜しげにその空間から離れた。いつか訪れるフィロソマの召喚を待つため、永久なる待機を続けるのだ。
その時はいつなのか……知っているのは、茫洋として広がる宇宙だけだった……。
END
==NOVEL PHILOSOMA==
> Zend_Debug::dump() メソッドが、PHP の関数 ≫ var_dump() をラップしたものであることを理解すると有益でしょう。
ということでvar_dumpが少々見やすくなります。
中身はvar_dumpを出力制御で奪い取って正規表現で装飾してるだけという単純な内容でした。
クラス名を見て期待していたリフレクションなんかは全く行ってくれないようです。
オブジェクトなら勝手にリフレクションしてくれるようなvar_dump()を期待してたのに。残念。
ちなみにXdebugを使用していると、正規表現がうまくいかずvar_dump()と同じ出力になるので全く意味がありません。
他の機能に比べてどうにもショボいクラスだ。
「血小板はいっぱいなので400でお願いします」とか言われた。
こんなこともあるんだな。
ということで「けんけつちゃんオリジナルグッズプレゼントキャンペーン」に当選しました。
賞品の献血バストミカです。
サイズのわりに重量感があり、窓の中も意外と細かく作られておりました。
さすがにドアが開いたりはしないようです。
これとは別に行ったときに直接時々人形をもらうんだが、正直使い道がないので困る。
ちなみに献血バスではなく献血センターに行ったほうが待遇的にも環境的にもいいです。
星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人 最相 葉月
☆☆☆☆
ショートショートの神、星新一。
彼は一体どのようにしてそのような作家として生きることになったのか、偏執的なまでに膨大な記録と取材からその半生を描き出す。
どのくらい偏執的かというと、名前しかわからない人の消息を知るために、名字が同じ人に片っ端から手紙を出すくらい。
上巻は、星製薬の御曹司として生まれたはずの星親一がいかに世間の荒波にもまれ、初期の名作「セキストラ」「ボッコちゃん」「おーいでてこーい」を発表して新一になったか、という経緯が語られます。
新一というよりその親である星一の話、そして当時只でさえ社会的地位が低く見られていた探偵小説のさらに傍流であるSFが如何にして芽生え、盛り立てようと散っていった多くのSF愛好家の話がかなりの部分を占めています。
むしろもしかしてSF勃興記のほうが中心なんじゃないかレベル。
それにしてもたった一人の人生の筈なのに、後藤新平とか芦田均とか大下宇陀児とか江戸川乱歩とか大正~昭和の偉人がほいほい出てくるってのはどういうことなんでしょうかね。
まあそもそも新一自身森鴎外の血縁ですが。
「特筆すること無し」の一行で終わりそうな私の人生と比べて不公平に過ぎる。
龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 秋山 瑞人
☆☆☆☆
秋山瑞人まさかの新刊。
と思ったら2年前の新刊じゃねえか。
全然知らんかったわ。
本作は古橋秀之とのシェアードワールドということでこれまでの秋山世界とは全く無関係です。
"月華"と書いてベルカと読むとか一見厨二病を発症したかと思わせるような作りですが中身は全然そんなことはなくいつもの微妙にハートフルで露骨にハードな世界でした。
一巻はほとんど話の入口、起承転結の起だけで終わってしまったのですが、後書きによると次巻で全て終わるらしい。
本当かよ。
阿鈴の話とか出てくる意味が今のところ全く無かったしな。
で、E.G.コンバットはどうなったんだよ。
青空にとおく酒浸り 安永 航一郎
☆☆☆
安永航一郎まさかの新刊。
相変わらずどころかさらに意味不明度が増してしまったなにがなんだかわからない作品。
寿司屋のエピソードとか存在自体要らないだろうと。
一巻はなんか各人がようやく知り合ったレベルの展開なので、今後どう転がっていくのかさっぱりわかりません。
まあ一度転がり始めたあと完全に想定外の方向に折れ曲がったりするのがこの人なのですが。
で、超感覚ANALマンはどうなったんだよ。あと火星人刑事。
ひよわーるど 橘 紫夕
☆☆☆
吹けば飛ぶよな、どころか本当に飛んじゃうスペランカー少女の日常。
半分実話とか大丈夫かそれ。
というわけで日常なのですが表紙とかから私が想像していた人物像と違う。
もっとこう深窓の令嬢的なのを想像してたが普通に俗物でした。
とりあえずあれだ、口がωになるのはあんまりかわいくないのでやめてください。
ケンウッド デジタルメモリーオーディオプレーヤー MG-F508 8GB (シルバー) MG-F508-S
連続再生時間50時間という素晴らしい性能を誇っていたのでつい店頭買い。
iPodとかの連続再生時間8時間とか10時間とかを見るたびにどうしてこんなのを買おうと思えるのか不思議でしょうがなかったんだ。
容量より再生時間少ないとか。
欠点としては付属ヘッドホンに操作ボタンが付いてないので本体を操作しなければならず、ホールドしてたりすると面倒というのと、充電がUSB経由でしかできず接続中は再生ができないというのがあります。
まあ接続中はPCで聴けばいいんですが、音量変更がさっとできないのだけが少々不便です。
とりあえずMP3プレイヤーとしては充分な機能がついているので満足です。
まあ比較対象が、SDメモリカードがまだ存在しなかった頃でMMC16メガくらいしか存在せず数曲しか入らなかったとか、媒体がCD-Rだったのでデカくて振動に弱かったとか、そんなレベルのなので当たり前なのかもしれませんが。
if(x==0){…}
if(0==x){…}
あなたはどっち?
私は自分で書くときは前者ですが、思想的にはどっちでもいいじゃんという立場です
が、この記事を見てちょっとはっとしました。
http://eetimes.jp/content/3107
つまり、==を書くときにうっかりしてて
if(x=0){…}
と書いてしまってもエラーにはならないが、
if(0=x){…}
と書くとエラーになるということです。
これによりバグの発生を少しでも抑えられるということになります。
まあ、x==0のほうが意味を理解しやすいので今後もx==0って書いてしまうとは思いますが。
そんなことより
if(x==0)
x+=1;
とか書く奴の方が害悪。
{}で括れ!
==SCENE 11==
二人のストレガは地底湖に達していた。2機は湖面上空を急旋回した。
「アリス、ターゲットはどこなの!」
ミショーのヒステリックな声が響く。だが、アリスのコールは変わらなかった。
「ターゲット・コンタクト……ターゲット……」
後方監視スクリーンを見たディースリーは愕然とした。湖面がさざないでいる……まさかあれは……。彼は怒鳴った。
「大尉!」
次の瞬間、湖面を割って巨大な影が立ちふさがった。
「コレは……」
ミショーは愕然として息を呑んだ。その姿は、まるで古代の水生恐竜そのものだった。違いは……表情と言えるものがないことだった。顔に当たる部分が、東洋に伝えられている能面そのものだった。
「コーション。ターゲット攻撃態勢」
怪物は微かに首を振り、ミショー達へと視線を向けた。ミショーは兵装スイッチを跳ね上げ、静かに狙いを定めた。
そして、トリガーを引いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キナバルもコックスも憔悴しきっていた。
オペレーター達も、虚ろな視線をスクリーンに映る220へと向けていた。降下させた偵察用ドローンの送ってきたデータが、一同の精神を完全に叩きのめしていた。
扉の開く音と共に通信長が入ってきて、キナバルに通信文を渡した。
コックスには、読まなくても内容が判った。通信文を読み終えたキナバルの顔は、ゆっくりとコックスを見た。実際の彼の年齢より、20年は老け込んで見えた。
「少佐、大統領命令だ。マーヴをランチ・シークエンスに移行しろ」
「イエッサー」
コックスは一切の思考を停止し、ただ命令に従うことにした。大統領は、220を核ミサイルで消滅させろと命じたのだ。
彼は淡々と発射準備に取りかかった。
水面に出ていた頭部がゆっくりと沈んでいくのを、ミショーは凝然として見つめていた。ありったけのミサイルと火力を叩き込み、化け物を辛くも倒せた……。
その代償として、ミショーのストレガはミサイルを全て撃ち尽くしてしまっていた。アサルト・ブレイカーもエネルギー残量はゼロ。レイブレッドも撃ち尽くした。残ったのはバルカンの砲弾が97発……。
戦闘能力喪失と言っていい。ディースリーの方も似たようなものだろう……ヘッド・アップ・ディスプレイには、生存者の位置ポイントがマーカーで示されているが、素直に喜ぶ気持ちにはなれなかった。これでどうやって生存者を確保し、救難機の到着まで維持しろというのか? まして、アリスはブレイクダウン寸前の状態だ……。
==NOVEL PHILOSOMA==
わざわざ$smarty->assign()しなくても、予め使用できる変数がいくつかあります。
$smarty.post
$smarty.get
$smarty.request
$smarty.cookies
$smarty.session
$smarty.server
$smarty.env
各スーパーグローバル変数及び環境変数。
$smarty.const
PHP定数。
$smarty.now
呼び出したその時点でのタイムスタンプ。
その時点でのタイムスタンプなので、二回呼び出すと違う時間になる。
$smarty.section
$smarty.foreach
ループ内で、ループ回数などを取得できる。
$smarty.ldelim
$smarty.rdelim
現在のデリミタ。
デフォルトは{}
$smarty.capture
{capture}でキャプチャした内容を表示。
$smarty.config
{config_load}で読み込んだ変数を表示。{$smarty.config.foo} はさらに{#foo#}でショートカット可能。
$smarty.template
テンプレート名、要するに自分自身のファイル名。
$smarty.version
Smartyのバージョン情報。
$smarty.requestとか知らなかった頃は毎回$smarty->assign('request',$_REQUEST);とかやってたわー。
$smarty自身は、{foreach}などに通しても中身を順に取得したりはできません。