前回の続き。
http://codezine.jp/article/detail/4657?p=2
マップ画面のデザインを行いましょう。
Androidエミュレータをインストールすると、Documents and Settings以下にいつのまにかGoogleMapAPI用の証明書が保存されているようです。
C:\Documents and Settings\ユーザ名\.android\debug.keystoreがあるかどうか探してみましょう。
見つかったら、その証明書からフィンガープリントを抽出します。
keytoolはJavaに付属してるみたい。
手元ではC:\pleades\jre1.6\binに見つかりました。
keytool -list -keystore "C:\Documents and Settings\ユーザ名\.android\debug.keystore"
を実行します。
パスワードは何も入れずにリターン。
:で区切られたMD5が取得できます。
このパスワードはどういう意味かよくわかんない。
次にここからMD5を入力すると、APIキーとMapViewのコードを取得できます。
http://code.google.com/intl/ja/android/add-ons/google-apis/maps-api-signup.html
以後はMapViewのコードをビューにそのまま書くだけで簡単にGoogleMapAPIを利用できるようになります。
/res/layout/map.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <FrameLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" android:layout_width="fill_parent" android:layout_height="fill_parent"> <!-- 地図 --> <com.google.android.maps.MapView android:id="@+id/map" android:layout_width="fill_parent" android:layout_height="fill_parent" android:apiKey="0PvsHuDZcbz3WPMOPTMG2N02xrRdJDF5pX2YsWQ" /> <!-- 地図の上に半透明のレイアウトを配置 --> <LinearLayout android:orientation="horizontal" android:layout_width="fill_parent" android:layout_height="wrap_content" android:background="#99000080" android:padding="2px" > <!-- 地図切り替えのラジオボタン --> <RadioGroup android:id="@+id/mapRadioGroup" android:orientation="horizontal" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content"> <!-- 通常の地図ボタン --> <RadioButton android:id="@+id/normalMapRadio" android:text="@string/map" android:textColor="#FFFFFFFF" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content" /> <!-- 衛星写真ボタン --> <RadioButton android:id="@+id/satelliteMapRadio" android:text="@string/map_satellite" android:textColor="#FFFFFFFF" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content" /> </RadioGroup> <!-- 現在地表示のトグルボタン --> <ToggleButton android:id="@+id/currentLocationToggle" android:layout_gravity="right|center_vertical" android:textOff="@string/current_location_off" android:textOn="@string/current_location_on" android:layout_width="fill_parent" android:layout_height="wrap_content" /> </LinearLayout> </FrameLayout>
<FrameLayout>は、部品を並べると単純に画面左上詰めで追加するという最もシンプルなレイアウトです。
今回の場合、まずMapViewで全画面にマップを表示し、その後LinearLayoutを重ねるということになります。
LinearLayoutはandroid:orientation="horizontal"が指定されているので、中にあるふたつの部品、RadioGroupとToggleButtonが左右に並んで表示されます。
背景色はandroid:background="#99000080"となっていますが、指定方法は"#aarrggbb"、"#rrggbb"です。aaは透明度。
/src/com.example.bizcard/ListActivity.java
public class MapActivity extends com.google.android.maps.MapActivity { @Override public void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.map); } @Override protected boolean isRouteDisplayed() { return false; } }
これまでアクティビティはすべてandroid.app.Activityクラスを継承していましたが、GoogleMapAPIを利用するアクティビティはcom.google.android.maps.MapActivityを継承する必要があります。
onCreateは全く同じですが、isRouteDisplayedという謎メソッドが追加されています。
ルート表示を行うならtrueだそうですが何のことやら、とりあえずfalseにしておきます。
最後にマニフェストを追加。
/AndroidManifest.xml
<activity android:name=".MapActivity" android:label="@string/app_name"> <intent-filter> <action android:name="android.intent.action.MAIN" /> </intent-filter> </activity>
ここまでは同じですが、GoogleMapに接続するためにインターネット接続権限を付与しないといけません。
<application>の外側、<manifest>の直下に設置します。
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
また、GoogleMapAPIを使用しているのでそれを宣言して取り込まないといけないようです。
こちらは<application>直下に記述します。
<uses-library android:name="com.google.android.maps" />
何故書くレベルが違うんだ?
どっちもアプリ単位とかアクティビティ単位じゃ駄目なのか?
実行。
無事にマップの取得に成功。
ボタンやドラッグなどの機能は何も実装していないので、現状では見るだけです。
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