今日の早川さん coco
☆☆☆
4コマ形式で1ページに一本というのは水増しぽさを感じるのであまり印象がよくない今日この頃です。
まあ本職かどうかは知らないがブログ出身だからしゃーないといえば仕方ないかもしれませんが。
内容はよくある?ジャンル読書家同士の貶め合いです。
最下層ラノベ読みの上にSF者とホラー者が対立し、純文学がその頂点に位置するというありがちな構図。
そしてそれぞれが寄り集まって痛いうんちくを垂れ流したりとかそんな日常。
私のような雑食からすると(最近ラノベ寄りだけど)ジャンル争いそのものがしょうもないと思ってしまう。
最後に本作の特徴を台無しにしてアレなんだが、左右の解説っぽいのがなんとなくウザい。
神のみぞ知るセカイ7 8 9 若木 民喜
☆☆☆☆
ギャルゲの神様が現実をギャルゲのように攻略しようというメタフィクション的漫画。
正直最初は話題だけかと思ってたんだが、実際かなり話の持って行き方が上手くて読ませてくれる。
そろそろ徐々に新悪魔及び天使の秘密が明かされていきます。
で、普通なら「な、なんだってー!」「何・・・だと・・・?」となるはずなのですがそこは神様たる由縁、「よくある設定だ」「意外にフツーだ」と軽く受け流して、受け流し……まあ、なんということでしょう。
9巻には全力で釣られた。☆☆☆☆☆
七香編の最後、3三金で詰んでなくない?と思ったら実譜だったらしい。
http://blog.wakakitamiki.coolblog.jp/?day=20091220
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=10057
Alan Wake
☆☆☆☆
WiiのCMで見て以来まだ出ないのかとずっと思っていたお化け屋敷ゲームが先に360で出てしまった。
実は知らないうちに出てたりしたらすいません。
ということでとにかく演出がかっこいいホラーサスペンスことアランウェイク。
いい年こいたおっさんが光と闇の戦いとか真顔で言い出す一見アレなアレなんだが、その闇を切り裂く街灯の光が本当に頼もしくなります。
急に霧がかかってきたり、さらにその夜なのに白く見えていたはずの霧が黒くなったり、その霧の向こうからそっと闇が現れたり、その闇を懐中電灯の光が眩しすぎるくらいに照らしたり、そんな闇と光の描写に超特化された本作。
格子で遮られた光の軌跡がちゃんと格子状に映るとかすごすぎる。
また、そんな場面ばかりだから時折描かれる昼間の抜けるような青空や湖面がまた美しく見えます。
ストーリーはほとんど有って無いようなものです。
実際やったことは湖に行って帰って行って帰って行っただけだしな。
ただうまいことサスペンスとホラーで味付けされているのでさほど気になりません。
光と闇に代表されるようにグラフィックは相当すごいのですが、やはりここまですごくなると却ってゲーム的な制限が気になってしまいます。
どう見ても通れる隙間を通らず遠回りしたり、ちょっとだけよじ登れば乗り越えられる壁を通れなかったりな。
ここは永遠の課題なんだろうな。
あと章エンディングはスタッフロールにしてくれれば完璧だったのに。
で、等身大ポップはどうなったんだ?