何故か今さらVCのスーパーファミコンウォーズに時間を奪われまくっているんだがどうにかしてくれ。
星新一〈下〉―一〇〇一話をつくった人 最相 葉月
☆☆☆☆
上巻の続き。
ショートショート作家として圧倒的な人気を得、業界の重鎮となりあがった新一の晩年が描かれます。
その透明でシニカルな作風から想像していた性格とは全く違う、ネタの枯渇に苦悩し、才能に嫉妬し、賞に執着するという小人物っぽいところがある一方、締め切りを厳密に守り礼儀作法を忘れないという厳格なところもありますますよくわからない人物に。
全体的に話があっちこっちに広がりすぎており、星新一単体の話を読みたいんだという向きには余計な部分が多いです。
正直SFそのものの興亡とか純文学との確執とかわりとどうでもいいです。
ハヤテのごとく! 22、23、24 畑 健二郎
☆☆☆☆
1億5千万の借金とかなんかもう彼岸の彼方へぶっ飛んでる日常ほのぼの超能力バトル萌え微エロコミックどこへ行く。
今巻でアテネ編のバトル部分が一段落つきます。
結局具体的な力だとか謎だとかが何一つ明かされないままなのに何故かまとめに入ってしまう力業な魅せっぷりはさすがだ。
残るは王城の後始末なんだけどどうなるのやら。
しかしナギが独断であんな判断を行えるまでになっているとはそちらの方がびっくりだ。
後先考えてないだけという気もしないでもないが今後の展開どうすんだ。
デススマイルズII X 魔界のメリークリスマス
アーケード版が非常に残念だったデスマ2が、ほぼ完全刷新といえる移植を経て登場。
無駄に気合いが入りすぎています。
アケの時点でこれくらいやってくれていればデスマの名前に泥を塗ることもなかったろうに。
とりあえずさわりだけのプレイだがなんであんなに丸っこいんだ。
前作でフォレットを饅頭饅頭言ってたら全員饅頭になっていたでござる。
タメコス氏では埋められし男爵のインパクトに勝てないなと思ったが、顔で思わず吹いた。
大好物・・・たしかに大好物だ。
しかし5月にメリークリスマスってどうなのよ。
どうせなら6月末にしておけばさらに完璧なタイミングだっただろうに。