「血小板はいっぱいなので400でお願いします」とか言われた。
こんなこともあるんだな。
ということで「けんけつちゃんオリジナルグッズプレゼントキャンペーン」に当選しました。
賞品の献血バストミカです。
サイズのわりに重量感があり、窓の中も意外と細かく作られておりました。
さすがにドアが開いたりはしないようです。
これとは別に行ったときに直接時々人形をもらうんだが、正直使い道がないので困る。
ちなみに献血バスではなく献血センターに行ったほうが待遇的にも環境的にもいいです。
星新一〈上〉―一〇〇一話をつくった人 最相 葉月
☆☆☆☆
ショートショートの神、星新一。
彼は一体どのようにしてそのような作家として生きることになったのか、偏執的なまでに膨大な記録と取材からその半生を描き出す。
どのくらい偏執的かというと、名前しかわからない人の消息を知るために、名字が同じ人に片っ端から手紙を出すくらい。
上巻は、星製薬の御曹司として生まれたはずの星親一がいかに世間の荒波にもまれ、初期の名作「セキストラ」「ボッコちゃん」「おーいでてこーい」を発表して新一になったか、という経緯が語られます。
新一というよりその親である星一の話、そして当時只でさえ社会的地位が低く見られていた探偵小説のさらに傍流であるSFが如何にして芽生え、盛り立てようと散っていった多くのSF愛好家の話がかなりの部分を占めています。
むしろもしかしてSF勃興記のほうが中心なんじゃないかレベル。
それにしてもたった一人の人生の筈なのに、後藤新平とか芦田均とか大下宇陀児とか江戸川乱歩とか大正~昭和の偉人がほいほい出てくるってのはどういうことなんでしょうかね。
まあそもそも新一自身森鴎外の血縁ですが。
「特筆すること無し」の一行で終わりそうな私の人生と比べて不公平に過ぎる。
龍盤七朝 DRAGONBUSTER〈01〉 秋山 瑞人
☆☆☆☆
秋山瑞人まさかの新刊。
と思ったら2年前の新刊じゃねえか。
全然知らんかったわ。
本作は古橋秀之とのシェアードワールドということでこれまでの秋山世界とは全く無関係です。
"月華"と書いてベルカと読むとか一見厨二病を発症したかと思わせるような作りですが中身は全然そんなことはなくいつもの微妙にハートフルで露骨にハードな世界でした。
一巻はほとんど話の入口、起承転結の起だけで終わってしまったのですが、後書きによると次巻で全て終わるらしい。
本当かよ。
阿鈴の話とか出てくる意味が今のところ全く無かったしな。
で、E.G.コンバットはどうなったんだよ。
青空にとおく酒浸り 安永 航一郎
☆☆☆
安永航一郎まさかの新刊。
相変わらずどころかさらに意味不明度が増してしまったなにがなんだかわからない作品。
寿司屋のエピソードとか存在自体要らないだろうと。
一巻はなんか各人がようやく知り合ったレベルの展開なので、今後どう転がっていくのかさっぱりわかりません。
まあ一度転がり始めたあと完全に想定外の方向に折れ曲がったりするのがこの人なのですが。
で、超感覚ANALマンはどうなったんだよ。あと火星人刑事。
ひよわーるど 橘 紫夕
☆☆☆
吹けば飛ぶよな、どころか本当に飛んじゃうスペランカー少女の日常。
半分実話とか大丈夫かそれ。
というわけで日常なのですが表紙とかから私が想像していた人物像と違う。
もっとこう深窓の令嬢的なのを想像してたが普通に俗物でした。
とりあえずあれだ、口がωになるのはあんまりかわいくないのでやめてください。
ケンウッド デジタルメモリーオーディオプレーヤー MG-F508 8GB (シルバー) MG-F508-S
連続再生時間50時間という素晴らしい性能を誇っていたのでつい店頭買い。
iPodとかの連続再生時間8時間とか10時間とかを見るたびにどうしてこんなのを買おうと思えるのか不思議でしょうがなかったんだ。
容量より再生時間少ないとか。
欠点としては付属ヘッドホンに操作ボタンが付いてないので本体を操作しなければならず、ホールドしてたりすると面倒というのと、充電がUSB経由でしかできず接続中は再生ができないというのがあります。
まあ接続中はPCで聴けばいいんですが、音量変更がさっとできないのだけが少々不便です。
とりあえずMP3プレイヤーとしては充分な機能がついているので満足です。
まあ比較対象が、SDメモリカードがまだ存在しなかった頃でMMC16メガくらいしか存在せず数曲しか入らなかったとか、媒体がCD-Rだったのでデカくて振動に弱かったとか、そんなレベルのなので当たり前なのかもしれませんが。