特に決めたわけでもないんですがなんとなく毎週5冊というスタイルになったのでそれを続けているのですが、紹介してないタイトルがどんどん増えてきた。
こんなに買ってたとはさすがにびっくりだ。
シュタインズ・ゲート 公式資料集
☆☆☆☆
大丈夫?ファミ通の設定資料だよ?
本作は大丈夫でした。
コレクターなら集めてよし。
しかし夢の解釈はやっぱりちょっと残念。
アクセル・ワールド1
☆☆☆☆☆
電脳メガネが完全に社会に根付いた世界。
ストーリーは現実世界でのいじめられっ子がネットでヒーローになるというまあありがちな話なのですが、文章や展開が上手なので普通に引き込まれます。
本来はネット上でも通常と同じ速度でしか行動できないのですが、そのプロテクトを打ち破り一千倍にまで超加速できるブレイン・バースト、それを利用して何をするかと思えば格ゲーって。
あまりにギャップの激しすぎる技術の無駄遣いに脱力しましたが、やはり王道は読んでいて安心できる面白さがある。
ところでソーシャルカメラを利用して再構成って書いてあるけど病院内個室とか東京全域をハッキングして1000分の1秒単位で再構成して全リンカーに送信とかどんだけ超技術だよ。
あとネットに接続するだけで常時対戦待ち状態とかウィルス並に嫌がらせだな。
あと最後の短編はちょっとウケた。
しかし何故モテる。そこだけが納得いかん。
舞勇伝キタキタ2
☆☆☆
今からでも遅くはない。主人公をチェンジするんだ。
あれ?主人公オヤジじゃなかったのか。
というわけで影の薄い主人公となんだかよくわからないオヤジが不快な旅を繰り広げる第二巻。
ちょっとおかしな性癖のルウが居なければとっくに本作を諦めていたことでしょう。
オバカミーコ15
☆☆☆☆
とてもオバカとは呼べなくなったミーコの戦い最終刊。
ミーコがその壁だった馬杉に挑み、波溜がその壁だった我鷹に挑みます。
ただ波溜は主題じゃないからかページがないからかあっさりしすぎ。
「麻雀の神様は二度と微笑まない」もスルーしたしな。
どうせ似たような戦法なんだから同時進行とか面白ギミックを仕込んでもよかったのに。
ユニコーンの日 下
☆☆
腐海の奥底から上巻を発掘したので一気に読破。
あれ?オチは?
話が終わってないんですが。
ていうか始まってすらいないんですが。
初代で言うと「ガンダム大地に立つ!終わり」みたいな。
アルベルトとか箱の正体も一切不明のままとかもうね。
福井晴敏だけあって筆力はすごいのですが、イージスやローズダストを越える竜頭蛇尾感に驚きを禁じ得ない。
と、ここまで書いたあと初めて気がついたのだが、実は上下巻ではなく全10巻だった。
先に言ってくれよ!
本作の何処にも全10巻ですよとかそのうちの第二巻ですよとか書かれていないんですが。
店頭で見て買っただけなので完全に全二巻構成だと思ってました。
もうちょっとそこらへんの宣伝どうにかしてほしかった。